2017/12/20(木)ジャック・モージェ先生トロンボーンマスタークリニックイベントレポート


【日時】2017年12月14日

【場所】御茶ノ水 下倉楽器 3F

 【時間】11:00~12:00/12:00~13:00/14:00~15:00/15:00~16:00/16:00~17:00

 【講師】ジャック・モージェ氏 Jacques Mauger

【受講料】¥15,000

 

【プロフィール】
 ジャック・モージェは、世界屈指のトロンボニストの1人で、演奏に加え、後進の指導においても非常に高い評価を得ている。フランスの北西部、ノルマンディに生まれたジャックは、少年期にトロンボーンに興味を示し、ルーアン地方音楽院、パリ国立高等音楽院で学ぶ。

卒業後は、数々の国際コンクールに出場し、ドイツのマルクノイキルヒェン、フランスのトゥーロンで上位に入賞する。その後、ニース・フィルハーモニー管弦楽団の首席トロンボーン奏者としてプロの道を歩み始め、続いてパリ・オペラ座管弦楽団でトロンボーンの首席奏者を務める。

1990年以降は、コンサート・アーティストとしての活動に専念し、フランス国内外で、ソリストとして、弦楽オーケストラや交響楽団、ブラス・バンド、コンサート・バンドなど、様々な形態の楽団と共演している。また、フランスのZDF、GLOBO、RAI、MUZZIKなどでテレビ出演、RFI、France Inter、France Musique、France Info、BBCなどでラジオ出演もしていることから、幅広い聴衆に知られている。ジャックのために曲を書き下ろしたり、既存の曲を特別に編曲したりする国際的な作曲家も多い。

ソリストとしてのキャリアを歩むかたわら、指導者としても精力的に活動している。1994年よりパリ地方音楽院で教鞭をとり、イタリア、ローマのサンタ・チェチーリア国立アカデミアでも3年間教えた。2004年6月には、スイスのジュネーヴ高等音楽院ヌーシャテル校教授に就任。2012年9月より、ローザンヌ高等音楽院フリブール校のトロンボーン教授を務め現在に至る。

東京の洗足学園音楽大学客員教授も務める他、フランス、イギリス、日本、韓国、中国、スペイン、ドイツ、スイス、オランダ、アメリカ、南米諸国など、世界中の国々で、頻繁にマスタークラスや演奏を行っている。

2007年には、パリのIMD出版より、ジャックが(ジャン=ミシェル・ドフェイと共同で)監修したトロンボーン用練習曲の楽譜集が出版された。また同時期、金管楽器メーカー、〈アントワンヌ・クルトワ〉製トロンボーンの新モデル“AC440”の開発にもかかわった。“AC440”トロンボーンは、世界の一流トロンボニストに広く愛用されている。またジャック・モージェは、「フランス・トロンボーン協会」の新会長に就任した。

ジャックは、トロンボーン全般だけでなく、フランス式の奏法とレパートリーを世に広める真の担い手である。世界中で行っているマスタークラスや演奏を通し、未来のトロンボニストとソリストに大きな影響を与えている。

 

[使用楽器:〈アントワンヌ・クルトワ〉AC440BR-1]

 

11:00~12:00  宮崎 美穂さん 

【曲目】David/コンチェルト

【感想 いい勉強になりました。

 

12:00~13:00   香川 愛さん   

【曲目 David/コンチェルト

感想 長年苦手としてきたダヴィッドのコンチェルトを見ていただきました。
   マスタークラスでダヴィッドに挑戦して良かったです。

14:00~15:00  佐藤 晴香さん  東京音楽大学1年生

【曲目】Bigot/Impomptu

【感想】緊張はしましたが、楽しかったです。悩みが解決してよかったです。

15:00~16:00   福島 未央さん  武蔵野音楽大学別科

【曲目 J.Guy Roparts/Pice en Mi Bemol mineur

感想 普段自分で気が付かないようなところをたくさん教えて頂けて
   とても勉強になりました。

16:00~17:00  石田 薫さん  洗足学園音楽大学1年生

【曲目】基礎

【感想】非常に密度の濃いレッスンで勉強になりました。

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