2009.10.27 マティアス・ベルグ フレンチホルンマスターレッスンクリニックレポート
【講師】 マティアス・ベルグ
Matthias Berg
協力 ヤマハ株式会社 【会場】お茶の水下倉楽器本店3Fにて
2009年10月27日(火)
11:00~12:00/12:00~13:00/ 14:00~15:00/ 15:00~16:00/ 16:00~17:00
センチュリー音楽オーケストラ 首席奏者
【会場】お茶の水下倉楽器本店3Fにて
【受講料】¥15,000
講師プロフィール
マティアス・ベルクMatthias Berg(1961年生まれ)の人生は、音楽、法律、スポーツからなる三角形をめぐって回っている。3つとも、その才能は際立ったレベルにまで高められた。「それは、サリドマイド障害に遭遇した事に、ユーモア、固い決意、情熱という精神的なものが組み合わさって自然にそうなったのです」とベルクは言う。
7歳の時、彼は狩猟ホルンからフレンチ・ホルンに変わった。フライブルク大学で学び始めるより前に、13歳で父から最初のレッスンを受けている。1975年から81年まで、南西ラジオ放送局から才能開発教育のためのハインリッヒ・ストロベル奨学金を受けた。若い音楽家のためのコンクールに4回参加したが、その都度、国レベルの優秀者の1人に名を連ね、1981年には最優秀賞を授与された。
1981年以来、フライブルク音楽院でアイファー・ジェームス教授の下でホルンを学び、同時にフライベルク大学で法律を専攻。1986年にはフランスのトゥーロンで行われた国際ホルン・コンクールで、古典音楽特別賞に輝く。1984年~1989年の間、マンフレッド・シュライアー指揮のセンチュリー音楽オーケストラで首席ホルンを務めた。1991年には、音楽とスポーツにおける著しい成果に対して上部ライン経済評議会から奨励賞を授与された。ヘルマン・パウマン、ミヒャエル・ヘルツェル、ペーター・ダムその他のマスタークラスに参加しているが、今では、彼自らが、国内、国際レベルでのマスターコースで教える立場にある。
ソリストとしては、日本、アメリカ、欧州のほとんどの国々でコンサート・ツアーを行っている。室内楽でも、ベルク・トリオ(メゾ・ソプラノ、ホルン、ピアノ)や、クラシック・ホルン(ホルン四重奏)、ホルンとオルガンのデュオ、ホルン・ピアノ・デュオ等を結成。ソリストとして、オーケストラ奏者として、数多くのテレビ、ラジオ、CDなどで活躍している。
マティアス・ベルクは、障害者フィールド/トラック競技やアルペン・スキー競技において、もっとも成功した選手である。1980年から1994年まで期間中、パラリンピック協議会や世界チャンピョン大会において、合わせて金メダル11個、銀メダル10個、銅メダル6個を獲得している。同じ期間中、様々な競技会でドイツ選手団主将の任務を39回務めた。
個人的な信念から、競技者を辞して、障害者スポーツの国内/国際委員会の正式代表へとその足場を移した。弁護士資格を持ち、現在エスリンゲン市で上級行政部長および地方管轄副局長の地位にある。
とても優しくて素敵な先生でした。
今回のレッスンでも新しい発見がたくさんあり、とても勉強になりました。今後に活かしていきたいです。
曲目:ベートーヴェン/Sonate F OP17
感想:非常に細かく、丁寧に教えていただきました。 楽しかったです。
15:00~16:00 安藤栄倫さん (洗足音楽大学3年生)
曲目:リヒャルト・シュトラウス/ホルンコンチェルト OP.11
感想:とても明るく楽しく指導してくださり、勉強になりました。
自分のアンブシャの使い方を直す指導をしてくださり、ハイトーンが出たときにとても
うれしかったです。 曲が作曲された背景について、くわしく教えてくださり新しい発見ができて
勉強になりました。また是非受講したいです。
16:00~17:00 藤田 麻里絵さん
曲目:ボザ/森にて
感想:曲を細かく指導してくださってとてもわかりやすいレッスンでした。
とても勉強になりました。
リペアセンターにて