お手入れ方法~サクソフォン~
木管楽器3回目はサクソフォンのお手入れ方法を紹介します。
その前に木管楽器について・・・
木管楽器の管体に開いてる穴(トーンホール)を塞いでいるものをタンポといいます。
タンポについて詳しくはこちら→http://blog.shimokura-webshop.com/?p=120
タンポの素材は動物の皮やフェルトや紙、コルクなど天然の物が使われている為、木管楽器に水分は大敵です。その為休憩中や使用後にはしっかり水分を取り除きましょう。
それでは、サクソフォンのお手入れ方法を紹介していきます。
~クリーニングスワブ~
休憩中、練習後はクリーニングスワブを使い管体、ネックの水分をしっかり拭き取りましょう。
この時スワブをしっかり広げて通さないと、スワブが詰まって抜けなくなることがあるので注意
→http://blog.shimokura-webshop.com/?p=5024
※多いトラブル
管体(本体)用のスワブをネックに使って、詰まらせてしまうケースが多いです!!!使う時はサイズを確認してから!管体(本体)用を使う場合は、きつく感じたら無理に引っ張らず、逆側から戻して抜きましょう。
それでも詰まらせてしまったら・・・
無理に引っ張ったりせずすぐに、下倉楽器リペアセンターへお持ち下さい。
強く引っ張るとキイを曲げてしまったりすることもあるので注意
~クリーニングペーパー~
演奏後クリーニングペーパーを使い、タンポとトーンホールの間に溜まった水分をしっかりと取り除きましょう。
※特にhighキイやクローズ(閉じている)キイは念入りに!!
サクソフォンで多いトラブル・・・G♯キイやC♯キイがキイを押しても開かなかったり、遅れて開いたりする。
そんなときはこちらを→https://www.shimokura-webshop.com/products/detail.php?product_id=7448&category_id=826
~キイオイル~
月に一度はキイオイルを差しましょう。オイルを差しすぎるとタンポにオイルがついたりしてペチャぺチャノイズになったりするので注意!!
詳しくはこちら→http://blog.shimokura-webshop.com/?p=4456
~トーンホールクリーナー~
管体に付いたオイルやホコリはトーンホールクリーナーを使ってキレイにしましょう。
・ネックジョイント部分も、水分や汚れをキレイに拭き取りましょう。
水分が溜まっていると、さびが出たり、汚れが溜まっていると、ネックが入づらくなったりするので注意!!
如何ですか、その他お困りのことございましたら、お気軽にリペアセンターまでご相談ください。