修理の豆知識「クラリネットのレジスターキイタンポ」

クラリネットのタンポにも色々な材質がありますが、今回は「レジスターキイ」に注目してみましょう。

 

スキンタンポは柔らかい材質のため、音色が柔らかくなる傾向があります。

 

コルクタンポは変形しにくく、音抜けが良くなる傾向があります。

 

またレジスターキイを使用したチューニングB♭やCの音を吹いた時に雑音がすると言う事でリペアセンターに修理を持ち込まれるお客様がいらっしゃいます。

原因は様々な事が考えられるのですが、改善方法の一つとして、タンポをコルクタンポに交換してそのタンポの”角”を下の写真のように「面取り」してあげると改善する事があります。

 

タンポの種類はフェルトタンポやコルクタンポの他に、ゴアテックスや皮タンポなどがあります。

 

ちなみに交換費用はフェルト/コルクタンポは2000円、ゴアテックス/皮タンポは2700円になっております。

 

どのタンポを選ぶかは演奏者のお好みなので、気になる方、試して見たい方はぜひリペアセンターまでお越し下さい。

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