設備紹介~タンポ合わせヘラ
今回は木管楽器のタンポ合わせに使うヘラを紹介します。
木管楽器のタンポはほぼ全て(フルートの一部は除く)熱すると溶ける接着剤で付いています。
その接着剤の量やタンポを付ける角度で穴の塞がりを調整します。
ピッコロやクラリネットなどは丸く薄いヘラを使います。
サックスは大きく真ん中に穴の開いた丸いヘラと、L字になっているヘラを使い穴の塞がりを調整していきます。
その調整の時に大活躍するのが、以前にご紹介したフィラーゲージやリークライトです。
ここでヘラの違いについて・・・
サックスのタンポはブースターと言う反射板がタンポの真ん中に付いています。
その為真ん中に穴が開いているヘラや、L字状のヘラで調整します。
それに比べて、クラリネット等は基本的にはブースターのような物がない為、穴が開いていないヘラで調整が可能です。
タンポの詳細については以前『修理のマメ知識』で紹介しているのでそちらを↓↓↓
サックスのタンポについて↓
http://blog.shimokura-webshop.com/?p=120
クラリネットのタンポについて↓
http://blog.shimokura-webshop.com/?p=115