2007/12/15 ROLLY アコギ de Rock

12月に入り寒さが少しずつ厳しくなり、コタツとストーブそしてミカンが恋しくなってきました(笑)。皆さんはいかがお過ごしでしょうか。当日は晴天で心地よい天候にめぐまれ、社員一同気合い入りまくり。
数々のステージをこなしてきたRollyさん、「今日はどんなことを話すんだろう」「どんなギターを聴かせてくれるだろう」そんな期待と希望をみごとに、充実した意味のある90分に仕上げてくれました。

リハーサルが始まると、その日の調子を確かめるように曲やフレーズを弾きこなしPAオペレーターとシーケンサーの音量を細かくセッティング。それ以外のことは特に気にしていないといった感じが印象的でした。

さて、時間も15:00になる頃には、会場はファンの方や、アコギを弾き始めて間もないビギナーの方でいっぱいになり、今か今かと待っている様子。

まずは下倉楽器アコースティックギターフロアの担当が一言(意外と長かった……笑)オーディエンスに挨拶。
さぁ、Rollyの登場だ !! もうここから大声援の嵐。やっぱりRollyはかっこいい、だから最高なんだ、そう思わずにはいられませんでした。きっとこの日のみんな、そう思ったのではないでしょうか。

ギターは2本。一本は、レギュラーチューニング、もう一本はジミーペイジを思わせるような変則チューニング。イコライジングはほぼフラット。ヤマハ CPX を体の一部化のように操り、じつにさまざまなサウンドを聞かせてくれました。自分が店頭でCPXを試奏してもあの音は出ない !! どうやって音を出しているんだろうと考えても答えは出るはずがない。なぜなら、CPXを弾いているのはRolly、この会場の雰囲気を作っているのはRollyなんだから。

そうは言ってもやはり気になる。Rollyが教えてくれた音の出し方。それは、ピック。
これは意外でした。なんでも、その日の気分やプレイ、ギターに合わせてピックを持ち変えいるそうです。弦をはじく場所も気分やギターに合わせてずらしているとか。弾いて歌ってる姿をみると確かにずらしている。でも意図的ではなくの本能で弾く位置をずらしているのです。これはきっと、ギタリストの永遠のテーマでもある「気持ちをギターで伝えること」の一つの手法であることを教えてくれたのでしょう。

また、チューニングがほとんど狂わなかったのもすごい。かなり強く弾く場面も多々あったのにもかかわらずCPXは、何ともないぜ、といったポテンシャルの高さをアピール。Rollyのヴォリューム操作を駆使したフレーズにもCPXは最高のパフォーマンスを発揮し、Rollyがこよなく愛する理由がうかがえました。

途中、シーケンサーがなかなか動かないというハプニングがありましたが、Rollyならではのアドリブで難なく乗り越え、気分がいいのでさらにもう一曲追加 !! ギターにサインをすると音によくないとちょっとした気遣い。こんなうれしいことがあの90分に詰まっていた、そんな12月15日の出来事でした。

Rollyプロフィール

人気バンド「すかんち」にギタリスト、ヴォーカリストとして参加し、「恋のマジックポーション」「恋のミラクルサマー」など数々のヒット曲を残す。 1996年同バンド解散後は、ソロアーティストとして、演奏活動のみならず、ミュージカルの舞台出演や、テレビのバラエティ番組出演など、幅広く活動し、現在、テレビ東京の音楽番組「ROCK FUJIYAMA」にも出演中。2006年3月には、「すかんち」再結成コンサートを行う。テレビ 東京系列「テレビチャンピオン 芸能人弾き語り選手権」で優勝。以来、アコースティックギター1本による弾き語りスタイルの演奏活動も積極的に行っている。

アコギ de Rock イベントの内容

日時

12/15(土) 会場 14:30 スタート 15:00 より90分

開催場所

お茶の水クリスチャン・センター 8階OCCホール

講師
Rolly
定員数

約120名予定

後援
YAMAHA
使用機材
YAMAHA CPX-15Ⅱ
YAMAHA CPX-900   その他
内容
YAMAHA CPX-15Ⅱを使用したアコースティックギターライブ。Rolly氏の独自理論を用いたアコースティックギターでのRock演奏を中心にLive&トークを行います。機材使用方法の伝授やアドバイス、受講者からの質疑応答もあります。

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