2012/7/29(日)ジュリアーノ・ゾンマーハルダー氏トランペットマスタークリニックイベントレポート

8月 1st, 2012

 

【スケジュール】
2012年7月29日(日)

10:00~11:00
11:00~12:00
14:00~15:00
15:00~16:00
16:00~17:00

 

 

 

 

 

 

【講師】 ジュリアーノ・ゾンマーハルダー
     ソリスト
【会場】 お茶の水下倉楽器3階

協力 ヤマハ(株)
【受講料】¥15,000

【講師プロフィール】

1985年スイス生まれ。イタリア・コモ市のヴェルディ音楽院修了。2003年、18歳の若さでミュンヘン国際コンクール2位、同年モーリス・アンドレ国際コンクール同率1位、プラハの春国際コンクール1位、トランペットコンクールとして名高いティモフェイ・ドクシツェル国際コンクール1位など多くのコンクールで優勝。2006年からライプツィヒ・ゲヴァントハウス管弦楽団首席トランペット奏者を歴任し、2011年にロイヤル・コンセルトヘボウ管弦楽団首席オーディションに合格している。

 

10:00~11:00      圓山知弘さん    洗足学園音楽大学3年生    

 

曲目:ハイドン:トランペット協奏曲

感想:息の事を中心に基礎的なことから、ハイドンのトランペット協奏曲をどのようにして
練習していったらよいか丁寧に教えていただきました。

 

    11:00~12:00   望月杏果さん 上野学園大学2年生

曲目:CAPRICE

感想:とても面白い先生でとても楽しくて、とても勉強になったのでマスタークリニックを受けれて
    本当によかったです。練習方法など教えていただいたことをこれからの練習で生かしたいと
    思います。ありがとうございました。
     

12:00~13:00   火川慎平さん    上野学園短期大学1年生   

曲目:G.Hue  /Solo de concert

感想:とても分かりやすく一時間で多くの事をおしえていただきました。
    練習のヒントやトランペット以外(声楽やヴァイオリン等)をよく聴くようにと
    教わったので色々な音楽にふれていきたいと思います。

14:00~15:00    民谷和大さん    上野学園2年生    

曲目:オネゲル/イントラーダ

感想:世界に引き込まれた。非常に楽しかった。とても為になりました。

15:00~16:00     閏間健太さん    東京芸術大学  

曲目:エネスコ:レジェンド

感想:これまで動画では、何度も見たことがあって、とても楽しみにしていました。   
    曲に対するアプローチが天才的なイメージを持った人だと思ってよりもいましたが
    ものすごい努力をしてきた人だと思いました。自分と年齢が近いこともあって
    先生というよりも、自分の中でトランペット奏者の先輩を見るような気持ちがありました。
    目標にしていきたい奏者のお一人になりました。
  
 

10:00~11:00   椎葉祥太郎さん     東京芸術大学2年生    

曲目:オネゲル:イントラーダ

感想:自分が質問したことにとても丁寧に教えてくれてとても感動しました。
    曲の練習法やイメージなどもとてもわかりやすかったです。
    これからの自分の練習に取り入れて頑張りたいと思います。

 

 

リペアセンターにて

 

 

 

2012/7/28(土)ジャン・イヴ・フルモー氏サキソフォンマスタークリニック イベントレポート

7月 29th, 2012

 

【スケジュール】
2012年7月28日(土

11:00〜12:00
12:00〜13:00
14:00〜15:00
15:00〜16:00
16:00~17:00

 

 

 

【講師】ジャン・イヴ・フルモー (Jean-Yves-Fourmeau)

セルジーポントワーズ国立音楽院教授

【会場】お茶の水下倉楽器3階にて

【受講料】¥15,000

【協力】ヤマハ(株)

【講師プロフィール】

17歳でパリ国立音楽高等学校を首席卒業。その後、ソリスト、オーケストラとの共演、後進の指導など活動は多岐に渡り、フランス国立放送管ソリストの他、2006年よりベルリンフィルのソリストとしても招かれている。
教育者としてはセルジーポントワーズ国立音楽院教授として後進の指導にあたっており、一時インディアナ大学客演教授も務めた(2000-2001)。キャリアと豊富な知識を活かし、ヤマハサクソフォンの開発にも深く関わっている

 

 

11:00~12:00 本人の希望により掲載を控えさせていただきます。

 

 

12:00~13:00  横井 彬士さん (慶応義塾大学4年生)

 

曲目:フランク/ヴァイオリン・ソナタ

 

感想: 憧れのフルモー先生のレッスンを受講できて、とても感動しました。

発音から表現、そしてメンタル的なことまで指導していただき短い時間でしたが自分がレベルアップ出来たと感じました。

ありがとうございました。

 

 

 

 

14:00~15:00  石川 弘樹さん (尚美ミュージックカレッジ 1年生)

 

曲目:フランツ・シューベルト/アルペジオーネ ソナタ

 

感想:とても素敵な時間が過ごせました。 細かいところの注意が中心だったので、これからに活かしていきたいです。

ありがとうございました。

 

 

 

 

15:00~16:00  岡本 育美さん  (国立音楽大学 4年生)

 

曲目:A.グラズノフ/サックス協奏曲

 

感想: 音色のことや曲の解釈を中心にアドバイスをいただきました。ずっと憧れていたフルモー先生にレッスンを

していただき、とても感激しました。 また受講したいです。 ありがとうございました。

 

 

 

 

16:00~17:00  志村 朋子さん (尚美ディプロマ 卒業)

 

曲目:ドビュッシー/ラプソディ

 

感想:とても貴重な時間を過ごせました。 また受講したいです。

ありがとうございました。

 

 

 

リペアーセンターにて                    ランチタイムにて

 

 

2012/7/22(日)ラディスラフ・コズデルカ氏トランペットマスタークリニックイベントレポート

7月 25th, 2012

 

【スケジュール】
2012年7月22日(日)

11:00〜12:00
12:00〜13:00
17:30~18:15

 

 

 

 

 

 

【講師】 Ladislav Kozderka (ラディスラフ コズデルカ)
チェコフィルハーモニー管弦楽団首席トランペット奏者
【会場】 お茶の水下倉楽器3階にて

【講師プロフィール】
ブルノ音楽院を卒業後、プラハのパフォーミング・アーツ・アカ
デミーでトランペットを学ぶ。
プラハの国民劇場の歌劇場管弦楽団で10年間首席トラン ペット奏者を務め2008年よりチェコフィルハーモニー管弦 楽団首席トランペット奏者。 ソリストとしては、チェコや海外の主要な交響楽団や室内楽オー ケストラと共演し即興、現代音楽のパフォーマンスと様々な舞台のプロジェクトの作成にも焦点を当ている。現在、プラハ国際音楽院にて教鞭を執る。

11:00~12:00 蛭田司さん    洗足学園音楽大学卒業    

曲目:ヒンデミット/ソナタ

感想:息の使い方、イメージのし方とても勉強になりました。またよろしくお願いいたします。

     

 

    17:30~18:15 足立 望美さん 武蔵野音大卒

曲目:エネスコ/レジェンド

感想:曲以外に楽器を吹く前の準備や体の使い方、まで丁寧に見ていただきました。
    またレッスンを受けさせていただきたいです。

 

 

 

リペアセンターにて

お手入れ方法~スライド~

7月 22nd, 2012

管楽器お手入れ方法、金管楽器の3回目はスライドのお手入れを紹介します。

 

まず、用意していただくのは、スライド用のクリーニングロッドとガーゼです。

 

 

上の写真のように、ガーゼは長いタイプの物(1m位)を用意してください。
短い物だと、掃除しているときに管内につまってしまうことがあります。

 

 

 

そして、クリーニングロッドにガーゼを巻きつけていきます。

 

クリーニングロッドのガーゼの巻き付け方は

http://blog.shimokura-webshop.com/?p=6285

こちらのリンク、ピストン楽器のお手入れのページを参考にしてください。

 

 

準備が出来たら、スライドの中をクリーニングロッドで掃除します。

写真のように、管内の汚れや、スライドクリーム、スライドオイルなどを
拭き取ります。

トロンボーンのスライドは、演奏をした日は必ず毎日掃除しましょう。
クリームやオイル、水分などがついたままにしてしまうと、スライドの動きは
どんどん重くなってしまうので、注意が必要です。

ロータリーや抜き差し管はオイル、グリスが常についていないといけませんが、
スライドだけは、演奏時以外は何も付いていない状態で保管してください。

 

 

また、ガーゼが管内につまってしまうというトラブルをよく聞きますが、
上の写真のように、ガーゼの下の端を手で持ち、掃除の際に中で縮まらないように
すれば防げるので、気をつけてください。

 

 

最後に、スライドの内管の汚れを拭き取って、お手入れ終了です。
しっかりと拭き取って、油分、水滴等残っていない状態ににましょう。

 

以上のお手入れは、トロンボーン等スライド楽器を吹く方は毎日行う
メンテナンスですので、しっかり覚えてくださいね。

これを毎日続けるか否かで、一月後のスライドの動きに差がでてきますよ!

 

 

上記の説明へのご質問、お気づきの点などありましたら、
下倉楽器リペアセンターへ、お気軽にお問い合わせください!!

Mandolin(マンドリン)

7月 20th, 2012

マンドリンのご紹介です。

 

中出 昌広   NO.80  2011年

定価¥86,400

 

 

中出 昌広 No.10 2012年

定価¥108,000

 

 

 

 

石川 捷二郎 M-2 2011年

定価¥162,000

 

特別価格にて販売しております

こちらの商品の他にSuzukiマンドリン年代物のマンドリン中古のお品物もございます。

 

オプティママンドリン弦の販売、張り替え(工賃別)なども承っておりますので、楽器の価格・弦の在庫・工賃等お問合せ下さいませ。

 

メールでのお問い合わせはこちらまで。

お電話でのお問い合せ 03-3294-7706

楽器の豆知識「ファゴットの組み立て方」

7月 16th, 2012

今回はファゴットの組み立て方についてご説明します。

まず各パーツの名称です。

 

① ボーカル  ② ベル  ③ バスジョイント  ④ テナージョイント  ⑤ ダブルジョイント

 

まず、ダブルジョイントにテナージョイントを差し込みます。

 

 

この時に、バスジョイントの穴と平行になるように、合わせます。

 

次に、バスジョイントを差し込みます。

 

接続部のピンが、はまるようにします。

  

メーカーによってこの位置決め板があるなど、違いがありますので、ご確認ください。

 

次はバスジョイントにベルを差し込みます。

 

軟物(フェルト・コルクなど)が取れないようにキーを上げた状態でジョイントしてください。

 

次に、テナージョイントにボーカルを差し込みます。

ボーカルを入れる時に、持ち方に注意してください。下の図のように下を支えながら持ってください。

 

 

ボーカルは曲がりやすいので、ひねりながらジョイントしてください。

 

ボーカルを入れたら、Eキーを押して、ウィスパーキーがきちんとしまっているか確認してください。

 

組み立て方は以上となります。

最後に、普段のメンテナンスで気をつけるポイントですが、U字管の水をしっかり取ってください。

水分を放置すると、中の木が腐食してしまうことがあります。

 

何かご不明な点、お困りのことがありましたら、リペアセンターまでご相談ください。

チェロ弦:ヤーガー

7月 8th, 2012

チェロ弦の新製品のご案内をさせていただきます。

ブランドはヤーガー。

ヤーガーのチェロ弦はミディアムドルチェフォルテの3種類でしたが、その後スペシャルのA線(ミディアム)が発売され、さらに今回はスペリオールのA線・D線(ミディアム)と、以前からご要望の多かったスペシャルのD線ミディアム)が新製品として発売されました。

ヤーガーをご愛用されている方にはぜひお試しいただきたい商品となっております。

    

特徴としては、スペシャルはよりクリアで豊かな響き、スペリオールはパワーが増して華やかでソリスト向きな弦となっております。

例えば、今までのヤーガーでは音がこもってしまうという楽器であればスペシャルをお試しいただき、協奏曲を練習中の方やオーケストラで音量を出したい方はスペリオールをお試しになるとはっきり違いを実感していただけると思います。(by 当店チェロ弾きスタッフ)

スペシャル:糸巻き側が青と赤

スペリオール:糸巻き側が青と黄

価格

スペシャルA ¥5,565/

スペシャルD ¥5,985/

スペリオールA ¥6,195/

スペリオールD ¥6,720/

お手入れ方法~サクソフォン~

7月 7th, 2012

 

 

木管楽器3回目はサクソフォンのお手入れ方法を紹介します。

 

 

 

その前に木管楽器について・・・

 木管楽器の管体に開いてる穴(トーンホール)を塞いでいるものをタンポといいます。

タンポについて詳しくはこちら→http://blog.shimokura-webshop.com/?p=120 

タンポの素材は動物の皮やフェルトや紙、コルクなど天然の物が使われている為、木管楽器に水分は大敵です。その為休憩中や使用後にはしっかり水分を取り除きましょう。

 

 

 

それでは、サクソフォンのお手入れ方法を紹介していきます。

 

 

 ~クリーニングスワブ~

休憩中、練習後はクリーニングスワブを使い管体、ネックの水分をしっかり拭き取りましょう。

 

      

 この時スワブをしっかり広げて通さないと、スワブが詰まって抜けなくなることがあるので注意

 →http://blog.shimokura-webshop.com/?p=5024 

 

※多いトラブル

   管体(本体)用のスワブをネックに使って、詰まらせてしまうケースが多いです!!!使う時はサイズを確認してから!管体(本体)用を使う場合は、きつく感じたら無理に引っ張らず、逆側から戻して抜きましょう。

 

 

それでも詰まらせてしまったら・・・

 

無理に引っ張ったりせずすぐに、下倉楽器リペアセンターへお持ち下さい。

強く引っ張るとキイを曲げてしまったりすることもあるので注意

 

 

 

 ~クリーニングペーパー~

演奏後クリーニングペーパーを使い、タンポとトーンホールの間に溜まった水分をしっかりと取り除きましょう。

※特にhighキイやクローズ(閉じている)キイは念入りに!!

 

 

 サクソフォンで多いトラブル・・・G♯キイやC♯キイがキイを押しても開かなかったり、遅れて開いたりする。

   そんなときはこちらを→https://www.shimokura-webshop.com/products/detail.php?product_id=7448&category_id=826 

 

 

 

  ~キイオイル~

月に一度はキイオイルを差しましょう。オイルを差しすぎるとタンポにオイルがついたりしてペチャぺチャノイズになったりするので注意!!

 詳しくはこちら→http://blog.shimokura-webshop.com/?p=4456 

 

 

 

 ~トーンホールクリーナー~

管体に付いたオイルやホコリはトーンホールクリーナーを使ってキレイにしましょう。

 

 

 

・ネックジョイント部分も、水分や汚れをキレイに拭き取りましょう。

水分が溜まっていると、さびが出たり、汚れが溜まっていると、ネックが入づらくなったりするので注意!!

 

  如何ですか、その他お困りのことございましたら、お気軽にリペアセンターまでご相談ください。

 

 

 

 すいぶす      SS

楽器の豆知識「オーボエの組み立て方」

7月 4th, 2012

 

今回はオーボエの組み立て方についてご紹介します。

 

<組み立ての準備>

*リードを水につけておく。

*ジョイント部にコルクグリスをなじませる。

 

<組み立て方>

キイがとても複雑なため、なるべくキイを握らないようにし、キイコルクが剥がれたりキイを曲げないよう慎重に組み立てましょう。

〇ベルと下管

 

〇上管と下管

  

 

〇リード

コルク部分を持ってまっすぐ差し込みます。

きつい場合はコルクグリスを塗りましょう。

 

<楽器の置き方>

左手小指レバー側を下にして置きます。

演奏後は、羽やスワブ、クリーニングペーパーで管体の水分をしっかりとってから置きましょう。

 

オーボエの組み立てかたについて分かっていただけましたか?

お困りのことがありましたら、リペアセンターまでご相談ください。

次回はファゴットの組み立て方をご紹介します。

 

 

管楽器お手入れ方法~ロータリー~

6月 24th, 2012

 

管楽器お手入れ方法、4回目の本日は、ロータリー楽器のお手入れについて、
説明します。

 

今回はホルンを例にして説明しますが、トロンボーンチューバでも、やりかたは同じです。
 

 

 

ではまず、ロータリーに直結している抜き差し管を外します。
ホルンでいえば、第1~4抜き差し管(F,B♭含めて)ですね。

 

 

ここでは、説明しやすいように全ての管を外しますが、実際にオイルをさすだけのときであれば、
各ロータリーに対し、ひとつの管を抜くだけでOKです。

 

 

 

各抜き差し管を抜いたら、ロータリーオイルを抜き差し管から中にさします。

 

 

各ロータリーに対し、数滴さしたら、対応するロータリーを動かし、オイルをなじませてください。
このロータリーオイルは、楽器を吹く前に一度、ケースにしまう前に一度、合わせて、一日2回さすようにしてください。

 

 

次に、ロータリースピンドルオイルの使い方です。
ロータリーキャップをあけて、ロータリーの軸の部分(ロータリー動かして動く部分)
に、1~2滴さします。

 

 

 

次に、楽器を返し、ロータリーの軸にさします。

 

 

 

これを、各ロータリーに行います。オイルをさしたら、ロータリーを動かしてなじませ、
あふれたオイルは拭き取ってください。
このオイルは一週間に一度はさすようにしてください。

 

最後に、レバーオイルです。
これは、レバーとレバー台座の間にさします。

 

このオイルは、月に一度、さすようにしてください。
他のオイルと同様、ロータリーを動かしてなじませ、あふれたオイルは拭き取るのを忘れずに!

 

後は、抜き差し管を元に戻して終了です。
如何でしょうか?
写真だけでは分かりくい部分もあると思います。
そんなときは、リペアセンターへお気軽にお立ち寄りください!
スタッフ一同、分かりやすく説明をさせていただきます!!

 

 

 

 

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