彼のベースプレイをはじめて見たとき(目の前で)の衝撃は、今でも忘れられません。
アニメタルやCANTAなどの活動で、いつも楽しませてくれるサウンド、目を疑うようなベースプレイ、そしてトーク。
さらに、分からないことがあれば優しくレクチャーしてくれる彼は、アーティストとしてだけでなく、
”ベースキッズの兄貴” という存在でもあると、僕は思います。
そして、前回の出演から約2年がたった今、さらにパワーアップしたMASAKI氏が、
2010/10/16 楽器の街「お茶の水」に舞い戻ってきました!
今回のクリニックでは、地獄のメカニカル・トレーニングシリーズ を基本にした内容に加えて、
セッションという形での直接指導も行われました!
前回は基礎がいかに大切なものかを語っていただきましたが、今回は、
「ベースプレイヤーのプライド」などのメンタル的な話をしくれました。
ベースプレイがマンネリ化している人にとっては、かなりの特効薬になったのはないでしょうか?
「いろんな意味で音楽(演奏)を楽しむにはもちろん、テクニックも必要。でも、まずは気持ちが大切。」
そのことに気がつかせてくれた、実に内容の濃いクリニックになりました。
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クリニックの最初はオーディエンスの緊張で静まり返っていましたが、
ミスしたときも「あ、ミスっちゃった!(笑)」といって笑いをとり、みんなの緊張をほぐし、
一気にMASAKIワールドにひきこまれてしまった!
それは、無限ともいえる、ライブやセミナーなどを各地で行ってきたMASAKI氏の人柄を感じた瞬間でもありました。
ツーフィンガー、スリーフィンガー、フォーフィンガーはもちろん、タッピング、スウィープ、フラメンコ、和音などのスーパープレイから、
十手奏法なんてものもでてきて、空いた口がふさがらない状態に!(笑)
「圧倒されてばかりではダメだ!どれか一つでもできるようにならなきゃ!」
そんな気持ちにさせてくれたMASAKI氏のプレイは、いつ見ても楽しいですね!!
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最後は、みんなでニッコリ記念撮影。
MASAKI氏の言葉を心に刻んで、さっそくベースの練習だ!(笑)
MASAKI’s Words
●速弾きは、まず簡単なスケール練習をしよう・最初はゆっくり。
それからだんだん速くしてくことが大切。
●フレーズの考え方かぁ。・・・とにかく頭に浮かんだものを音にすることだね!
●リズムは、自分がドラムをたたいているイメージを持つといいよ!
●音作りに気をつけているのは、スピーカーの選び。
(スピーカーは大きいほうが重低音だけど)
10インチスピーカーのほうが、音がしまるから、
テクニカル・速弾きにはあっていると思うよ。
●日本の音楽はとくにベースとドラムが目立たない!
ギターに負けたくないという気持ちが、今の僕のベーススタイルなんだ!
いつでもギターをたおせる!!